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2007-11-09 (Fri)
大体に置いてその渦中にいる本人は気付かなかったりする。
蒼にしてもそうだった。
その上、蒼は鈍かった。

フルムーンのことでは幾度となく華栞ははっきりと忠告をした。
フルムーンはあなたのコトがすきなんだよと。
にもかかわらず、蒼の勝手な思い込み―『まさかな』によって黙殺されていた。

蒼と彼女は師弟関係にあった。
が、見聞きしただけの蒼とフルムーンの絡みを考えただけでも同性の華栞から見ると思慕を越えたものに感じた。
黙殺していた蒼は変わらない態度で彼女に接した。
やがて人(=華栞)のものになってしまった蒼。

その時のフルムーンは、

あっけなく2人の関係は終わる、
もしくは
形だけの恋人だ


と考えていたのだろう。
予想を反した展開に焦りを感じたのか少しずつ彼女の想いは増長し、やがては亀裂が入り始めた。

とは言っても共通の友人に、


「華栞なんていなくなればいいのに。」


と漏らすだけのことだった。

やがて事態を重くみた蒼が態度を硬化させはじめる。
極力蒼からはコンタクトを取らない。
誘いは断るようにしてくれた。
それでも泣き付かれると蒼は徹しきれずに甘い顔を見せた。
もっとも彼女もプライドが高かった故に頻発ではなかったけれど。

その強情な性格が災いしたのか、少しずつつじつまの合わない行動を取り出していた。
そして蒼は徹しきれない態度を続けているとついにフルムーンは破綻した。


「あの子が現れてから色々変わった。」

「邪魔。」

「目障り。」



そんな言葉がやがて耳に入る。
それを蒼の1番近い友人から聞いた。
疎ましく思われていたのは知っていたので事を荒げなくても良かったのかもしれないが、蒼からそんな話を聞かされたのでは華栞としても許せなかった。

――話を聞き、すぐその場で蒼にフルムーンを呼び出してもらった。
黙ってなんていられない。


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