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2007-10-28 (Sun)
一度『愛してる』という言葉を使ってしまうと、それはことあるごとに聞きたくなり、囁いてくれないと囁いてもらう為にこちらも使う。
麻薬。
柚菜は彼の『愛してる』ジャンキーになった。

恋人を組んだ当初、長く続かないと思った人達は、その考えを覆し、疑うことがなくなるほどに2人は甘く、蒼は人が変わったようだと言われていた。
そんな蒼に戸惑っていた人もいただろう。
それほど2人は強かった。
喧嘩も嫉妬も消化していった。
もちろんきちんと都度話し合ったからだ。

蒼はよく雪見の記憶に嫉妬をした。
PKのようなろくでもない連中と付き合ってきたことを理解が出来ないとよくこぼしていた。
蒼はPKKの中にいたから分からないだけであって、プレイスタイルだけで人を判断するのは早計だと思った。
いい人だっている。
PKKの中にだってそれこそ問題ある人がいた。
そのことではよく衝突した。

華栞だって不満はあった。
蒼と行動を共にするので最後まで慣れなかったことがひとつあった。
それは陸に行くことだった。
陸にはPKとしての雪見が戦った連中、つまりは蒼の仲間が住んでいた。
そこに行き、その連中と話す事が慣れないどころかそれを通り越して嫌だった。

お互いの立場を理解出来ない以上そのことについて話題をさける事を提案したのは華栞だった。
襲撃に行くのは構わないけど、誰とやり合ったかやかつての仲間だった人を蔑むのを辞めて欲しいとお願いしたが、結局、蔑みの言葉を多少和らげただけだった。


やがて蒼は業を煮やしたのか、PK仲間やその時代に知り合った連中とは電話で話すことやメールをすることを禁じた。
特に雪見に親切で関わりの深かった人を嫌った。
そのことでは随分もめた。

それを爆発させた後に蒼が言った言葉がある。
柚菜の誕生日が過ぎたことを知った蒼が、


「いつが誕生日だったの?言ってくれたら良かったのに…。」


そう言って慌てて用意したゲーム内で華栞の欲しがっていたものをくれた。


「喧嘩なんてするつもりはなかったのに…。」


そんな蒼に、


「お礼とお返しに今一番欲しいものを教えて。」



「欲しいものはもう手に入ってるから。
俺の欲しかったもの=人。
華栞だから。」



違う。
手に入ったっていうのは結果だから・・・。
その時そう言ったけど、それしかいってくれなかった。

甘い言葉に甘い時間。
思い出したらいまでもニヤけてしまう言葉。

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