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2007-10-25 (Thu)
恋人をくんでも蒼が華栞に対する態度は、変わらず優しかった。
そして前よりも華栞に対する愛情が深くなったようだった。
それは華栞に対して囁くというよりも華栞を通して柚菜に囁いているように思えた。

『好き』

という単語は恋人を組む少し前から使っていた。

『愛している』

という単語は意識的に使わなかった。
蒼には使ってはいけない言葉だと思っていたからだ。

でもある時その考えは崩れた。

蒼がある襲撃でムキになってしまい、華栞をほったらかしにした。その間、華栞は蒼と華栞の為になるイベントをせっせとこなしていた。

襲撃から戻って詫びた蒼を責めずにそのことだけ伝えた時に、


「華栞のこと愛してる。」


初めて言われた。


「華栞はこんなやつのこと愛してる?」


と聞かれ、素直に応えた。

それからは

『好き』

よりも

『愛してる』

がもっぱら増えた。
蒼は基本的にストレートに感情を表現した。
蒼の為にとなにかをすると、


「華栞はいつからそんな愛しい子になったんだ。」


といい、
機嫌の悪い蒼をなだめたり、間違っている所を指摘したり、励ましたりすると、


「華栞は母のようでもあり子供のようであり全部ひっくるめて大事な恋人だ。」


と言った。

その辺りからゲームの世界で会話していることが現実世界への浸蝕して、彼がつくる蒼が好きなのか蒼を通しての彼が好きなのかはわからなくなっていた。
ただ、彼が初めに言った、ゲームを越えての恋愛は有り得ないというその言葉から、彼ではなく蒼が好きなんだと思い込むようにした。

たぶん蒼に彼がいるのかを聞かれたのはこの頃だと思う。
柚菜にその時彼氏がいたけれど、彼氏と時間を作るよりも蒼と過ごす時間に重点を置き、その為には積極的に時間を作っていた。
そんなつもりで


「いるようないないような状態。一応はいるかな。」


そんな曖昧な答えを聞いて蒼はいないと解釈してしまった。
そのせいで柚菜は後々まで苦しむことになった。


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